【初心者向け】ホームページのアクセス解析の見方|GA4で最低限チェックすべき7項目

「GA4入れたけど、何を見ればいいか分からない」
「レポートを開いた瞬間、そっ閉じしている」
という方に向けて、“これだけ見ればOK”な7項目 をまとめます。
1. ユーザー数とセッション数
まずは 「どれくらいの人が来ているか」 をざっくり把握します。
- ユーザー数:何人が来たか
- セッション数:何回訪問があったか
月単位で見て、
- 先月より増えているか
- 特定の日だけ急増・急減していないか
このレベル感でOKです。
2. エンゲージメント時間(滞在時間)
「どれくらい中身を見てもらえているか」 の指標です。
- 平均エンゲージメント時間が極端に短いページは、
- 伝えたい内容が上に来ていない
- デザインが見づらい
- スマホで崩れている
- 伝えたい内容が上に来ていない
などの可能性があります。
3. コンバージョン(お問い合わせ・資料請求など)
GA4では、
- お問い合わせ送信
- 資料請求
- 予約完了
などを「イベント」として計測できます。
“コンバージョンがどのくらい発生しているか” は、
アクセス数よりもはるかに重要な数字です。
4. 人気ページ(どのページが一番見られているか)
- トップページ
- サービスページ
- ブログ記事
ごとに、「どのページに人が集まっているか」 を見ます。
よく見られているのにコンバージョンにつながっていないページは、
- 問い合わせへの導線が弱い
- 内容が浅くて「次の一歩」が見えない
といった課題があるかもしれません。
5. 流入経路(どこから来ているか)
- オーガニック検索(SEO)
- SNS(Instagram・X・TikTokなど)
- 参照サイト(外部サイトからのリンク)
- 直接アクセス(URL直打ち・ブックマーク)
を確認します。
もし、
「オーガニック検索がほとんどない」 場合は、
そもそもSEOで見つけてもらえていない可能性が高いです。
逆に、MEO(Googleマップ)やSNS経由のアクセスが多い場合は、
そのチャネルとの連携を強化することで成果を伸ばしやすくなります。
6. 検索キーワード(サーチコンソールとセットで見る)
GA4だけではキーワードが十分に分からないため、
サーチコンソールと連携して“検索キーワード”を確認 します。
- どんなキーワードで表示されているか
- どのキーワードでクリックされているか
- 平均掲載順位はどのくらいか
を見て、
- 狙いたいキーワードが表示されていない
- 想定外のキーワードから流入している
といった“気づき”を拾っていきます。
7. 数字から“次の一手”を決める
アクセス解析のゴールは、見ることではなく“打ち手を決めること” です。
たとえば、
- よく見られているが滞在時間が短いページ → 内容を増やす、構成を変える
- 特定のブログ記事からの流入が多い → そのテーマで関連記事を増やす
- MEOやSNSからの流入が多い → そのチャネル向けの専用LPを作る
というように、「数字 → 仮説 → 施策」を回していくことで、
ホームページは“勘ではなくデータで運用する”フェーズ に入ります。
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