中小企業のホームページ集客がうまくいかない7つの原因【チェックリスト付き】

「ホームページ 集客 できない…」
経営者・担当者がこっそり検索しているワードの代表格です。
正直なところ、
“ダメなサイト”だから問い合わせが来ていない ケースがかなり多いです。
ただし、デザインがカッコ悪いからではありません。
ここでは、中小企業の ホームページ集客がうまくいかない7つの原因 を整理してみます。
最後にチェックリストも付けるので、そのまま自社サイトをチェックしてみてください。
1. スマホ対応が中途半端(集客の入り口で落としている)
今はBtoCだけでなくBtoBでも、
インターネット利用の7割以上がスマホ経由 と言われています。
スマホで見ると…
- メニューが押しづらい
- 文字が小さくて読めない
- 横スクロールしないと内容が分からない
こうなっているサイトは、内容以前に 読む気を失わせている と思ってください。
2. 情報が古いまま放置されている
- 「新着情報」が3年前で止まっている
- 採用情報が“募集中かどうか”分からない
- コロナ禍の臨時対応のお知らせだけ残っている
これ、ユーザーからすると
「この会社、今ちゃんと動いているのかな…?」 という不安要素になります。
ホームページはネット上の会社案内です。
案内パンフレットが何年も差し替えされていなかったら、普通に怖いですよね。
3. 検索されるキーワードがページに書いていない
よくあるのが、トップに
「信頼と実績のパートナーとして、価値あるソリューションを…」
みたいな、誰にも検索されない言葉 だけが並んでいるパターン。
ユーザーはそんな言葉では検索しません。
- 「エリア名+業種」(例:渋谷 税理士)
- 「課題+解決策」(例:在庫管理 システム 中小企業)
こういった “生の検索キーワード”が本文に入っていない と、そもそも検索エンジンに見つけてもらえません。
4. コンテンツが薄く、「選ぶ理由」が伝わらない
- 会社概要
- 事業内容(1ページにサービス名だけ)
- お問い合わせフォーム
この3点セットで終わっている企業サイトも、まだまだ多いです。
ユーザーが見たいのは、
- 具体的なサービス内容
- 料金の目安
- 実績・事例(ビフォーアフター)
- お客様の声
- 他社との違い
こうした情報が揃って初めて、「問い合わせてみようかな」 となります。
実際、ホームページをリニューアルし、コンテンツとSEOを整えたことで、
シェアオフィスの会員数が 280%増えた事例 などもあります。
5. SNSとの導線がない(検索行動の“今”を無視している)
10〜30代は、
「Google検索よりSNS検索をよく使う」層が60%を超える と言われています。
にもかかわらず、
- InstagramやTikTokのアイコンがサイトにない
- アカウントはあるが、ホームページから飛べない
- 逆にSNS側からホームページへのリンクもない
これだと、せっかくのSNSの投稿が
“どこにもつながっていない” 状態になってしまいます。
6. アクセス解析が入っていない、または見ていない
- GA4(Googleアナリティクス)を入れていない
- サーチコンソールを設定していない
- もしくは、入れているけど数字を見ていない
これでは、「勘」だけで運転しているサイト です。
最低限、
- どのページが一番見られているか
- どの流入経路(検索/SNS/外部サイト)が多いか
- どのページから問い合わせが多いか
このあたりを押さえないと、改善のしようがありません。
7. そもそも“戦略”がない(作って終わり)
ホームページは、
- 環境(ドメイン・サーバー・SSL)
- デザイン・構成
- SEO・MEO・広告
- 更新体制(内製/外注)
- アクセス解析と改善
この5つが揃って初めて、“戦略的に動くサイト”になります。
ここが決まっていないと、
「とりあえず作って、あとは放置」という“インテリアサイト”で終わってしまいます。
サクッと自己診断できるチェックリスト
- スマホで見て、読みやすく・操作しやすいか
- 最終更新日が「半年以内」か
- トップに「エリア名+サービス名」のキーワードが入っているか
- 料金・事例・よくある質問が載っているか
- SNSとの導線(HP→SNS、SNS→HP)があるか
- GA4/サーチコンソールで数字を見ているか
- 「誰に何を売りたいサイトか」説明できるか
3つ以上×(NO)が付いたら、“集客できないのが普通のサイト” になっている可能性大です。
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「うちのサイト、どこから直したらいいの?」という方は、
HP無料相談 でいったん棚卸ししてしまいましょう。
- 現在のホームページの状態チェック
- そもそも“何を目標にすべきか”の整理
- すぐに着手できる改善アクションの提案
まで、オンラインでお話しできます。
参考データ・参考文
- 総務省「令和4年通信利用動向調査」, 2023年


