2025年、中小企業がまずやるべきはHPより「マップ対策」かもしれない話

なぜ今、MEOが“最優先”デジタル施策なのか

「うちは大した店じゃないから、MEOとかまだ早いですよ」

――これ、2025年に一番危険なセリフです。

MEO(Map Engine Optimization)、つまり

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の最適化は、

ここ数年で一気に“本命施策”になりました。

国内MEO市場は、

  • 2022年:158億円
  • 2023年:190億円
  • 2024年:214億円と伸びており、2028年には306億円予測と言われています。

つまり、

「マップで探して来店する」お客さんが、確実に増えているということです。

さらに、ローカル検索では

「エリア名 + 業種(例:銀座 歯医者)」

のような検索から、GoogleマップやGoogleビジネスプロフィールが

真っ先に表示されるのが今の標準仕様です。

ここで上位3枠(ローカルパック)に入れると:

  • 電話ボタン・経路案内ボタンがワンタップ
  • そのまま予約・来店に直結
  • 口コミが蓄積されるほど信頼が雪だるま式に増加

一方で、SEO(通常の検索結果)やリスティング広告は:

  • 競合が多い
  • 単価が上がりやすい
  • 効果が出るまで時間もお金もかかる

に対して、MEOは

“意欲MAXの見込み客”にピンポイントで当てられるのに、コストは比較的低い

という、かなりおいしいポジションにいます。

中小企業がまずやるべきMEO3ステップ

「じゃあ何からやればいいの?」という話を、

“お金をあまりかけずに自力でできる範囲”に絞って整理します。

ステップ1|プロフィール整備(基礎の9割はここで決まる)

まずは、Googleビジネスプロフィールの情報の穴を埋めること。

最低限やるべきは:

  • 正式な店舗・会社名(屋号と一致させる)
  • 正確な住所・電話番号・営業時間
  • ビジネスカテゴリ(「歯科医院」「美容室」など主カテゴリ+必要に応じてサブ)
  • サービス内容・メニュー・料金帯
  • WebサイトURL(あれば)

ここがテキトウなままだと、

いくら口コミが増えても「もったいない集客」になります。

MEO専業の事業者の分析でも、

上位表示の要因の一つに「プロフィールの充実度」が入っています。

ステップ2|写真・投稿を“ちゃんと回す”

Googleは「生きているビジネス」を好みます。

  • 外観・内観・スタッフ・商品写真を10〜20枚は用意
  • 新メニューやキャンペーンを投稿として週1回目安で更新
  • 休業・営業時間変更も必ず更新

ポイントは、

「インスタ級の映え写真」でなくていいから、“今のリアル”がわかる写真を増やすこと。

写真や投稿をちゃんと更新している店舗は、

インサイト(表示回数・経路検索・電話タップ数)が

数倍になった事例が多数あります。

ステップ3|口コミ設計(“お願いの仕組み化”が勝負)

口コミは、MEOの世界で最強の営業マンです。

ただし、

「よかったら口コミ書いておいてください〜」

と口頭で言うだけでは、ほぼ書かれません。

おすすめは:

  • 会計時に
    • QRコード付きのカード or POPを渡す
    • 「今日の担当者名も書いていただけると、本人が泣いて喜びます」と一言添える
  • リピート客にだけ、LINEやメルマガで口コミのお願いを送る

実際、QRコード付きPOP+専用フォームで口コミ施策を回した店舗では、

表示回数・経路検索・電話問合せが

200〜900%以上伸びた事例も出ています。

HP・SNSとの連携で「指名検索」を取りにいく

MEO単体でも集客できますが、

本当に強いのは「MEO × ホームページ × SNS」の三位一体です。

イメージとしては:

  1. MEOで「エリア + 業種」の指名前検索を拾う
    • 例:「新宿 整体」「渋谷 イタリアン」
  2. プロフィールからHPやInstagramへ誘導
  3. HPでは
    • 料金・メニュー
    • 会社情報・スタッフ紹介
    • よくある質問

      をしっかり見せて不安を解消
  4. SNSでは
    • 日々の様子
    • ビフォーアフター
    • お客様の声

      などで“人柄”を伝える

この導線が整ってくると、

  • 「店名 + 駅名」
  • 「会社名 + 評判」

といった“指名検索”が増えていきます。

指名検索が増えると:

  • 価格競争になりにくい
  • 口コミの質も良くなりやすい
  • 採用にも効いてくる

という、かなり美味しいループに入れます。

まとめ:2025年の優先順位は「HPより先にMEO」でもいい

  • 予算が限られている
  • そもそもHPがない/古い
  • でも近所からの来店・問合せは増やしたい

こういう中小企業・店舗ビジネスは、

「立派なHPを作る前に、MEOを固める」という順番もアリです。

そのうえで、

  • HPを「詳しい説明と信頼づくり」の場
  • SNSを「日常の空気感を伝える場」

として連携させていくと、

広告費をガンガンかけなくても“地力のある集客”が作れます。

「自社の場合、どのキーワードからMEO対策するのが良いか知りたい」

「MEOとHP、SNSのセットで設計してほしい」

という場合は、

MEO専用ツールとWeb戦略を一気通貫で提供している電脳ワークスまでご相談ください。

まずは「自社のマップ表示状況」をプロにチェックしてほしい方へ

  • Googleビジネスプロフィールは登録しているけれど、ほとんど触れていない
  • 近くの競合ばかりマップに出ていて、自社が全然出てこない
  • MEO・HP・SNSをどう組み合わせればいいか、具体的なイメージが湧いていない

こんな状況なら、一度プロ目線で“現在地”を確認してしまった方が早いです。

電脳ワークスでは、30分のオンライン無料相談(TimeRexで日程調整)にて、

  • あなたの会社名・業種・エリアでの表示状況の簡易チェック
  • 狙った方がいいキーワードや、最初の一手のアドバイス
  • MEOとHP・SNSの「どこから手をつけるべきか」の整理

を行っています。

参考データ・参考文献

  1. GMO TECH/デジタルインファクト「国内MEO市場規模調査」, 2024年
  2. The Egg「How to Get Your Business Found on Local Search in Japan」, 2023年

ULPA「Google Search in Japan: A Complete Guide for 2025」, 2024年